僕が思う、リモートワークとオフィスワーク、それぞれに向いている人の特徴
2019-10-14

僕は約1年間、社員全員がフルリモートで勤務するWeb制作会社で働いていました。
また、その前には、食品会社で1年間働いていた経験もあります。もちろんその時はオフィスに出勤して働いていました。
現在は会社員ではありませんが、何人かの仕事仲間とリモートで一緒に働いています。
この記事では、これらの経験から僕が考える、リモートワークとオフィスワーク、それぞれに向いている人の特徴を書こうと思います。
リモートワークに向いている人の特徴
まずはリモートワークに向いている人の特徴から。
僕が思う、4つの特徴を書きます。
リモートワークに向いている人の特徴①:コミュニケーション能力がある
コミュニケーション能力がある人はリモートワークに向いていると思います。
ここでいうコミュニケーション能力とは、初対面の相手とすぐに打ち解けられる陽気さや雑談の面白さなどの、いわゆる社交性ではありません。
相手の言っていることを理解し、自分の考えをわかりやすく的確に伝えるスキル、つまり、仕事に必要な素のコミュニケーション能力です。
というのも、リモートワークでは社員同士が基本的にテキストベース(チャット)でコミュニケーションを取るため、情報伝達に齟齬が生じやすいという側面があります。
オフィスで仕事をしていた際に、(お互いに顔を合わせているため)特に言語化しなくても伝わっていたことが、リモートワークでは伝わらなくなります。
相手の言いたいことを理解するための読解力や、自分の言いたいことをより細かく丁寧に、かつわかりやすく伝えるスキルが、リモートで働く上ですごく重要だと僕は感じています。
リモートワークに向いている人の特徴②:先輩や上司の視線がない方がパフォーマンスが上がる
僕は完全にこのタイプなのですが、先輩や上司の視線がない環境の方が仕事のパフォーマンスが上がる人は、リモートワークに向いていると思います。
僕の場合、新卒で1年間働いていた食品会社と、学生時代に5年間アルバイトをしたファミレスで、計6年間、先輩や上司の視線がある環境で仕事をしました。
その経験の中で、僕はずっと「自分は仕事ができない人だ」と思っていました。
しかし、リモートワークを始めてみたことで、自分は仕事ができないわけではなくパフォーマンスを発揮できない環境で働いていただけなんだ、ということに気がついたのです。
正直、先輩や上司と同じ場所にいると変に緊張したり意識しすぎたりして仕事そのものに集中できません。
たぶん、僕が持っていた実力の半分以下しか発揮できていなかったのではと思います。
仕事のパフォーマンスに支障が出るレベルで先輩や上司の視線を気にしてしまう人は、リモートワークに向いている(というよりオフィスワークに向いていない)と思われます。
リモートワークに向いている人の特徴③:成果のみで評価をされたほうが特をする
仕事の成果のみで評価をされたい人はリモートで働くべきです。
もっというと、成果以外の軸で評価されると損をしてしまうタイプの人には本当にリモートワークをオススメします。
例えば、僕は仕事をしている時の姿勢が悪かったり、顔がボーっとしているように見えたり、あとは昼寝をしてしまったりと、上司にあまり良い印象を与えない特徴があります。
仕事の成果で評価をするべきだと分かってはいても、やはり評価する側も人間。
どうしても普段の印象に左右された評価を下してしまう上司もいるでしょう。
僕みたいに、ぱっと見で仕事ができなさそうな雰囲気があるけど実はそうでもない、というタイプの人はリモートで働いた方が特をすると思います。
リモートワークに向いている人の特徴④:プライベートの時間を自由に使いたい人
プライベートの時間を自由に使いたい人も、リモートワークを選択するといいです。
というのも、オフィスで働く場合、忘年会や、上司や先輩に誘われての飲み会、ゴルフ等、プライベートの時間を使ってのイベントが頻繁に発生します。
これらを毎回断るのもメンタルが削られますよね。
リモートワークでは、このようなイベントに誘われることがほぼありません。
特に僕は海外にいるので、全くないです。
オフィスワークに向いている人の特徴
続いてオフィスワークに向いている人の特徴を書きます。
僕自身がオフィスワークに向いていない人なので、完全に僕と逆のタイプの人を想定して書いていきます。
オフィスワークに向いている人の特徴①:社交的(コミュニケーション能力自体には自信がない)
社交的な人はオフィスワークに向いていると思います。
特に、素のコミュニケーション能力(相手の意図を理解し、自分の考えを簡潔に伝える能力)には自信がないけど、社交性には自信があるという人であれば、なおオフィスでお互いに顔を合わせて働くべきでしょう。
初対面でもすぐに打ち解けられる陽気さや上司や部下との雑談力などは、お互いに顔を合わせるオフィスだからこそ発揮できる能力だと思います。
そして、仕事上で必要な素のコミュニケーション能力に自信がなくても、それを社交性でカバーすることができるのもオフィスワークの特徴ではないかと思います。
オフィスワークに向いている人の特徴②:先輩や上司の視線がある方がパフォーマンスが上がる
僕とは逆に、先輩や上司の視線があるほうが仕事のパフォーマンスが上がる、というタイプの人は、オフィスワークに向いているかと思います。
僕は完全に縮こまっちゃいますが、中には、上司に見られていることが程よい緊張に繋がるなど、仕事により集中できる人もいるはずです。
そういう人は逆にリモートで働くとダレてしまいパフォーマンスが落ちる可能性があるので、オフィスで働いた方がいいかもです。
オフィスワークに向いている人の特徴③:成果だけでなく、勤務態度なども含めて総合的に評価されたほうが特をする
仕事の成果だけでなく、勤務態度などの成果以外の部分を含めて評価された方が特をする人も、オフィスワークに向いているでしょう。
姿勢が良い。勤務時間中に昼寝をしない。など、完全に僕とは逆の人ですね。
特に、仕事の成果自体にはあまり自信がない人であれば、なおさらオフィスで働くべきかもしれません。
オフィスワークに向いている人の特徴④:会社の同僚や先輩との飲み会が仕事のモチベーションになる
会社の同僚や先輩との飲み会が楽しい、という方も、オフィスで働くべきです。
リモートワークが導入されている会社でも、ビデオ通話を用いたリモート飲み会みたいなのが開催されることがたまにありますが、やっぱり、飲み会は同じ居酒屋にいた方が何倍も楽しいです。
飲み会に限らず、会社のメンバーとの勤務時間外のイベントに参加できることは、同じオフィスでみんなで働いているからこそ得られるメリットでしょう。
まとめ
リモートワークに向いている人の特徴
- 素のコミュニケーション能力がある
- 先輩や上司の視線がない方がパフォーマンスが上がる
- 成果のみで評価をされたほうが特をする
- プライベートな時間を自由に使いたい
オフィスワークに向いている人の特徴
- 社交的(コミュニケーション能力自体には自信がない)
- 先輩や上司の視線がある方がパフォーマンスが上がる
- 成果だけでなく、勤務態度なども含めて総合的に評価されたほうが特をする
- 会社の同僚や先輩との飲み会が仕事のモチベーションになる
あくまで僕が経験的に思った特徴ですが、リモートで働きたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。